冬は生育を停止して休眠状態になります。
置き場所
冬に最低15℃以上を保てる場所なら、毎年花を咲かせることができます。日中はよく日光の当たる暖かい窓辺などに置きます。夜、冷え込む場合には厚めのカーテンなどを張り、保温に努めて下さい。
上手な水やり
最低気温10℃ぐらいで越冬させる場合、植え込み材料の表面が乾いてから3〜4日待って与えます。最低13℃前後で越冬させるときには1〜2日待って与えます。5℃以下の低温で水やりすると根が傷み、葉も落ちて株が枯れる場合もあります。暖房中の室内では1日に数回、葉に霧水をかけて湿度を保ちます。湿度不足は落葉の原因にもな
ります。
肥料のポイント
冬の休眠期間中は施しません。
開花中の管理
開花中は、暖房の効いた部だと花が早く終わるので注意して下さい。秋から冬にかけて開花する場合、花がすぐしおれることがあります。この原因と対策をあげてみます。
▲湿度不足 室内が乾くときは葉水を与えます。
▲温度不足 戸外の冷たい風に当てたり、夜間 15℃以下にすると花が落ちます。
▲根腐れ 水や肥料のやり過ぎで根腐れする場合と、夏から秋の手入れの際、日光・通風不足で株が弱く育ったとさに起こります。
なお、つぼみが開かず落ちる場合があります。 つぼみが大きくなり、開花を始めようとする時に黄色くなって落ちてしまうのです。主な原因は温度不足。夜も最低15℃は保つようにして下さい。
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