花が終わったら
この鉢花は、花がある程度咲いてきたら早めに切り取り、切り花として楽しみましょう。
<花茎の切り方>
花茎のつけ根から切り取る。
<肥料やり>
最低気温が13〜15℃以上になり、新芽が伸びだしたら肥料を与えます。
春の生育が始まったら
春になって気温が上がり、最低気温が15℃以上 になると生長期に入ります。
置き場所
最低気温が15℃前後ぐらいまで は、室内の日当たりのよい所や縁側などに置いて 管理します。そして160c以上になるころに戸外やベランダに出し、日光に十分当てて育てます。
上手な水やり
新芽・新根が動さ出したら、 水を多めに与えていきます。用土の表面が乾いてさたら与えるようにしましょう。
肥料のポイント
花が終わり、新芽が伸び始めたら肥料をやります。まず新芽が2〜3cm伸びたころから秋まで、月に2〜4回配合液肥の1000倍液を与え株作りします。
固形肥料も新芽が伸び始める4月と5月に1回ずつ、油かすと骨粉の等量混合を置き肥えとして与え、株作りしましょう。
植え替え・株分け
2〜3年に1度ぐらい、 新芽が動き出したころに実施します。鹿児島での 植え替えは、夜の最低気温が180℃前後ぐらいにな
る5月〜6月上旬と9月下旬〜10月上旬ごろで す。
鉢は新しい素焼き鉢を。古鉢使用のときは消毒 したものを使用します。
植え込み材料は水はけのよいバークや水苔など が用いられています。
<植え替えの要領>
@根に傷をつけないように株を鉢から抜き取ります。
A鉢から抜いたら、水苔植えでは腐った水苔を取り除き、新しい水苔で植え込みます。軽石、バーク、ヤシ殻チップなどで植えてあるものは、同じ用土で植え込みます。
B株が張り過ぎているものを株分けする場合、1株には葉のついた茎、葉のない前年生の茎、前々年生の茎の最低3本ぐらいの茎がついているようにします。
C寄せ植えの株は、必ず植え替えます。市販されている鉢の中には、ボリューム感を出すために3株ぐらいを寄せ枯えにして大鉢に植え込んだものがあります。これは出荷前に寄せ植えしたものがほとんどです。そのため、大鉢内には根が張っていないので、どうしても過湿になり根腐れすることがあります。
D植え替え・株分け後2週間ぐらいは水やりを少なくし、1日に数回葉水を与えて管理します。
E肥料は、新芽が伸び出したら配合液肥を薄く溶かして与えて下さい。植え替え後20日ぐらいたってからになります。
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