寒さの厳しい時期、夜の最低気温には十分注意 しながら管理しましょう。(冬咲きの系統は開花期です)
置き場所
冬の室内では最低気温7℃に保てる環境に置きます。ただし、良い花を咲かせよ うと思えば最低10℃、理想的には最低15℃は欲しいものです。(冬咲きの系統は夜間15℃以上、昼間25℃)昼間は光線が十分に必要ですが、室内では3〜5時間以上の日光浴ができる場所が最適です。光線の強さは、レースのカーテン越しぐらいにしましょう。夜は窓ガラスからの冷気を防ぐために、厚手のカーテンなどを張り保温に努めます。
上手な水やり
冬の低温期の場合は、鉢土の表面が転いてから数日後に次の水やりをします。ただし、夜の最低気温によって異なります。
▲夜間の最低温度18〜20℃(昼間25〜28℃)秋と同じ
▲夜間の最低温度15℃ 鉢土が乾いたらすぐに
▲夜間の最低温度7℃ 植え込み用土の表面が乾いてから2〜3日後に (※10℃以下の低温では、開花は望めません)
暖房を入れている所では空気が乾きやすいの で、株全体に毎日霧水を与えます。ただし過湿に は十分注意して下さい。
肥料のポイント
冬の低温期には与えません。
開花中の管理
開花中は特に温度に注意します。
▲夜の最低温度に注意10℃以下では花は弱ります。夜の最低気温15℃ぐらいで管理すれば、つぼみは大きくなり、大輪の花が咲き、花色も美しく保てます。つぼみのときに10℃ぐらいだと、花は小さくて花色もよくありません。
▲開花中の水やリ15℃以上の所では培養土が少し湿っている程度に水やりし、10〜15℃の場合には乾き気味にします。
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