初夏から夏にかけて戸外やベランダなどで育った株は、茎(バルブ)も葉も肥大し完熟した株になってきます。この時期に秋・冬・春咲きの系統でシースが伸びてきている株は、花が咲く見込みがあります。環境・水やり・肥料などの管理作業を充実させ、花芽の保護をして、これから翌春にかけて充実したつぼみになるように育てます。
置き場所
秋の彼岸ごろまでは暑い日が続 くので、夏と同じ管理となります。10月下旬〜11月上旬ごろになり、夜の最低気温が12〜13℃になったら、室内やベランダなどに移動します。室内ではガラス越しのよく日光が当たる所に置きます。
上手な水やり
10月上〜中旬ごろから、涼しくなるとともに、水やりは控えめにします。植え込み材料の表面が乾いてきたら、1日待ってから与えます。しかし、秋咲きの系統でつぼみがシースの中に伸びてきている株では、用土が乾いたらすぐに与えます。
肥料のポイント
バルブが充実している株には与えませんが、生育が遅れている株には9月中に2〜3回、配合液肥の1000倍液を施します。
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